日本生まれのかしわ餅
5月5日はこどもの日。
端午の節句ともいわれますね。
4月の半ばごろから鯉のぼりがはためいているのを見かけるようになりました。
この時期の楽しみといえば、ちまきとかしわ餅。
ちまきを食べるのは、中国の故事がもとで伝わってきたものなのですが、かしわ餅を食べるのは日本独自のものって知ってましたか?
かしわ餅を包んでいる葉っぱは、柏(かしわ)の葉。
柏の木は、新芽が育ってこないと、古い葉が枯れて落ちていかないことから、「子供が産まれてこないまで、親は死なない」つまり家系が途絶えないという縁起をかついで、「子孫繁栄」の願いがこめられています。
柏の木の特徴をつかんだいわれがあるかしわ餅は、木が身近にある中で暮らしてきた日本人の生活がうかがえますよね。
<担当者より>
かしわ餅もちまきもおいしいですよね。
両方食べたいけれど、どちらかだけならどっちにしよう?と、のんきな質問を周囲に投げかけては真剣に悩んでしまいます・・・